
最近、C言語の学習を始めようと思ったんだけど、何から始めれば良いか分からないな。入門者向けに解説して欲しい…
C言語、解説します。
C言語はプログラミングスクールに行かなくても習得出来ます。
オススメの参考書などもありますが、できるだけ費用は抑えたいですよね。
このサイトでは現役大学生が、0から学習する初心者のために、全46回でC言語の基礎を学習できるようにまとめました。少し勉強するだけでも1か月後にはだいぶ変わるはずです!
想像してみてください。1か月後にC言語をマスターしている自分の姿を。
0円でC言語をマスターしてみませんか?
まず初めに(基礎の基礎)
プログラミングをするには、開発環境を整えなければいけません。また、開発環境の使い方をよく理解する必要があります。
「C言語 入門 Visual Studio プログラム実行方法!」は必ず読みましょう!
基礎の基礎ですが、C言語を学習する人にとって最初の関門であり、とても重要な場所です。
開発環境の使い方を覚えたら早速プログラムをつくりましょう。printfの勉強から始めることをおすすめします。
演算子
計算をするプログラムをつくるなら、演算子を使う必要があります。
ここで学習する演算子は全部で5つです。ですが、単に5つ学習するよりも、その5つと一緒に使うものを同時に学習した方が効率的です。順番通りに学習することをおすすめします。
・算術演算子
・複合代入演算子
・インクリメント演算子(デクリメント演算子)
・関係演算子
・論理演算子
まずは、算術演算子から始めましょう。「演算子とは何か?」の説明からしています。
小数の計算で使うデータ型「float」を勉強しましょう。これは、よく使うデータ型です。
次は、複合代入演算子です。算術演算子よりも簡単なので、覚えておくと便利です。
続いてインクリメントです。+1をするための演算子で、カウンターとして使うことが多いです。特に、このあとに学習するfor、while、ifでよく使います。また、-1をする演算子「デクリメント」もあります。
関係演算子、論理演算子はセットで学習することをおすすめします。こちらはfor、while、ifでほぼ確実に使います。
綺麗なプログラム
基礎的なことですが、きれいで見やすいプログラムを書くことを意識しましょう。インデントやコメントの書き方などを解説しています。
基礎的な条件式
基礎的な条件式は全部で3つあります。
・while
・for
・if
まずは、whileです。プログラムを繰り返し実行するときに使います。
次に、forを学習しましょう。こちらも、プログラムを繰り返すときに使います。whileとの違いに注目することがポイントです。
続いて、ifです。前の2つとは異なり、プログラムを実行するタイミングを決めるときに使います。
この3つが終わったら、if文で関係演算子、論理演算子を使う練習をしましょう。条件式は難しいですが、ここをマスターすれば作れるプログラムが一気に増えます!
’文字’の扱い(基礎)
まずは、一番簡単な文字を出力することから始めましょう。
ASCIIコードはC言語で文字を扱うなら、ASCIIコードを勉強しましょう。
実際、これを知らなくてもプログラムは書けます。早く次に進みたい方は、ここを飛ばしてもOKです。
読み飛ばす人は、ここで紹介しているscanfだけは軽く理解してください。scanfを簡単に説明すると、「プログラムの実行画面で代入するための関数」です。
次の記事を読むと、先ほど学習したscanfをもう少し詳しく理解できます。
4段落目の『文字列だとカンマの後に「&」を付けない理由』はポインタとアドレスの話が入ってくるので飛ばしてください。
配列
3回に分けて配列を解説します。
まずは基礎的な配列を理解しましょう。
配列をで文字列を扱うことがあります。ここをマスターするには¥0について詳しく理解しましょう。
2次元配列は発展的な内容なので、読み飛ばしてもOKです。
getcharとgets(練習問題あり)
getcharとgetsは、どちらも文字や数字を入力するための関数です。
また、putcharとputという文字や数字を出力するための関数も学習すると効率が良いです。
getsの解説です。同時にputsも理解してください。
条件式とgetcharはよく使う組み合わせです。練習問題で慣れましょう。
文字列(発展的)
文字列をコピーする関数strcpyを勉強しましょう。ここも発展的な内容なので飛ばしてOKです。
ポインタ
ポインタはC言語の最難関です。ですが、ここを理解する人と、しない人とでは大きな差が付きます。
自作関数
C言語は関数を自分で作ることができます。5回で自作関数について理解しましょう。
voidというデータ型を使えば、より本格的な関数をつくれます。voidは本当によく使うので詳しく理解しましょう。
自作関数ではポインタを使うことも多いです。
関数では、配列をポインタと同じように扱えます。
関数でよく使うグローバル変数とマクロの違いを理解しましょう。
コマンドプロンプト
コマンドプロンプトというもので、プログラムを実行できます。便利なので使えるようにしましょう。
ファイル出力関数
ファイル入出力関数を使えば、ファイルを扱えるようになります。
ファイル入出力関数を全て解説しています。scanf、getchar、getsを理解していれば意外と簡単です。
構造体
構造体の基礎から細かいところまで詳しくまとめました。早く終らせたい人は最初の2つだけ読みましょう。
構造体ポインタは発展的なので飛ばしてもOKです。
ビット演算子
✔ビット演算子の種類
・論理演算子
・シフト演算子
・複合代入演算子
3種類すべてを1記事で解説しました。かなり長い文章ですが、見やすくまとめて、サンプルコードもたくさん用意しておきました。
乱数
疑似乱数を解説しています。また、time関数を使ったより本格的な乱数も解説しています。
少し難しめの条件式
少し難しめとは言え、while、for、ifと難易度はほとんど変わりません。便利なこともあって、こっちを使う方が簡単だったりします。
データ型
データ型の種類は意外と多いです。もちろん全部完璧に覚える必要はないので、どういう組み合わせで扱うのかを軽く押さえればOKです。
変換指定子
変換指定子も全部覚える必要は無いです。必要だと思ったものだけ覚えましょう。
ちなみに、変換指定子と変換書式は同じ意味です。
最後に:C言語入門者へ

全部で46回分ありますが、最初から全部を理解する必要は無いです。大切なのは、一つひとつ使えるまでプログラミングの練習をすること。
おすすめの学習法は、毎日通学中や通勤中の空いた時間にここで紹介した記事を読み、家に帰って寝る前とかに1時間だけプログラミングをするというものです。記事で紹介したプログラムをそのまま使うのもOKです。もし毎日続ければ相当な力が付きます。
計算上では、1か月半~2か月でC言語を理解できますが、正直難しいです。3カ月近くようやく少し理解できるようになるので、あきらめずに頑張りましょう!