C言語の学習を始めたけど、関数や記号を覚えられない。重要なことってなんですか…
C言語を学習する前に、意識すべきことって何ですか?
この記事を読めば、これらの悩みを解決できます。
この記事で話すことは、C言語の学習だけでなく、他のプログラミング言語の学習にも共通することです。ぜひ参考にしてみてください。
C言語の学習で重要なこと5つ

まずは、重要なことをまとめます。
①「読み方」を知る。
②「使い方」と「意味」を知る。
③簡単なプログラムを書いてみる。(写経でもOK)
④少し難易度の高いプログラムをひたすら練習する。
⑤詳しい人に分からないところを質問する。
基本的には①➔②➔③➔④➔⑤の順番で学習しましょう。
それでは、一つずつ解説していきます。
学習その1:「読み方」を知る。
多くの人がこの過程を無視して学習しているんじゃないかと思います。ですが、「読み方」を知るというのはとても重要であり、プログラミング学習全てで共通する土台であると言えます。
「読み方」というのは、外国語を学習する際にも重要であるとよく言われます。
これって正直言うと当たり前で、「プログラミング」、「外国語」のどちらも文章を組み立てる際に、論理的な思考を必要としますよね?
その論理的思考をする際に、使用する「関数」や「記号」の読み方を知らないと、「これってなんだっけ?」と一瞬詰まってしまいます。
素早い論理的な思考ができるようになるためにまずは、「読み方」を調べることから始めてみましょう。
学習その2:「使い方」と「意味」を知る。
「読み方」を知ったら次は、「使い方」と「意味」を学習しましょう。ここで既に「読み方」を知っていれば、スムーズに内容が入ってきます。
学習その3:簡単なプログラムを書いてみる。(写経でもOK)
使い方と意味を知ったら、簡単なプログラムを書いてみましょう。簡単なプログラムをつくることで、先ほどよりも理解が深くなるはずです。また、使用する関数、また使用する順番を自然と考えることになるので論理的な思考が身に付きます。
写経でもOKです。(写経とは誰かが書いたプログラムを丸写しすることです。)ただし、写経をするときは、そのプログラムを全て説明できるように理解してからにしましょう。
でないと、自分はただ写すだけなので、論理的な思考は全く身に付きません。これだと、写経している意味は0です。タイピングの練習にしかなりません。
学習その4:少し難易度の高いプログラムをひたすら練習する。
あとは、少し難易度の高いプログラムをひたすら練習しましょう。ここでは写経をせずに、自分でプログラムを考えましょう。
写経だけをやっていても写経しかできない人になってしまいます。自分で0から作りたいプログラムを考え、使用する関数や、使用する順番まで考えましょう。
分からないところはネットを参考にしてもOKです。そのほうが理解が深まります。
学習その5:詳しい人に分からないところを質問する。
自分でプログラムをつくるときに、なにかしら分からないところが出てくると思います。
自分で調べることも必要ですが、何時間も悩んでいたらさすがに時間がもったいないです。詳しい人に相談しましょう。
ネットで誰かに相談すればすぐに答えてくれるはずです。このサイトのコメント欄も活用してみてください。
以上が重要なこと5つです。
学習をする際の時間配分

基本的には①、②、⑤がインプットで、③、④がアウトプットですよね。個人的には時間配分を7:3がいいと思います。
たとえばある関数を30分で学習したら、70分プログラムを書く練習って感じです。とは言え、学習する内容によってかかる時間は変わってくるんじゃないかと思います。
また、個人差もあると思うので、インプットよりもアウトプットをたくさんするというイメージで良いと思います。
では次に、よくあるミスを3つ解説します。
C言語の学習でよくあるミス3つ

①読み方を覚えない
②自分でプログラムをつくらない
③写経しかしない
①②③の順番でよくあるんじゃないかと思います。上から解説します。
C言語の学習でよくあるミス1位:読み方を覚えない
これは先ほど話した通りで、論理的思考が鈍くなるからです。また、理由はもう1つあります。それは、プログラムに関する会話ができなくなるからです。
たとえば、「printf」の正しい読み方は「プリントエフ」です。この読み方を知らないひとは、「ピーアールアイエヌティーエフ」と読むしかないですよね。正しい読み方で覚えている人からすると「何言ってんの?」ってなります。
周りとのコミュニケーションのためにも正しい読み方を覚えましょう。
C言語の学習でよくあるミス2位:自分でプログラムをつくらない
せっかくC言語を学習したのに、これでは作られたプログラムを理解することしかできません。やはり、難しいプログラムをつくれるようになるには、自分で何度もプログラムをつくる練習をする以外の方法はありません。
C言語の学習でよくあるミス3位:写経しかしない
一番少ないミスですが、一番やってはいけないことです。
なにを学習するにも、ただ写すだけでは意味がありません。意味や使い方を理解して、練習するというプロセスは絶対必要です。
タイピングの練習にしかならないので、これだけはやめましょう。
まとめ

以上がC言語の学習で重要なことと、よくあるミスです。これからプログラミングを学習する際の参考にしてください。また、当サイトではC言語を基礎から解説しました。
新しいプログラミング言語を学習したいという人は、ぜひそちらを参考にしてC言語を学習してみてはいかがでしょうか?今回学習したことを参考にしてみてください。