マクロを使えば、プログラムを速く書くことができるって聞いたんだけど…
そもそも、マクロがどういうものか分からないから説明して欲しい。
こちらの悩みを解決しますね。
✔本記事の内容
・マクロとは?
・マクロを使ったサンプルコード
この記事を書いている自分は情報系大学生で、三ヶ月ほどでC言語の基礎を完璧に理解しました。勉強中に分からないことが多く、一日中プログラミングしていたこともあります。
今では、ブログでC言語について解説しています。
今回はそんな経験をもとに解説していこうかと。
当サイトでは、覚えるべきところを全てまとめているので、画面を撮影して何度も読み返すことをおすすめします。
マクロを使うとバグ対策にもなり、便利なので使いこなせるようにしましょう。
それでは、解説していきます!
マクロとは?
マクロとは、プログラム中の文字列を決まった法則で変換する機能のことです。
変数とマクロは似ていますが、マクロは「文字列を決まった法則で変換する機能」であって、両者は別物であることを理解してください。
#define [文字列] [変換法則]
とメイン関数の手前に記すことで、プログラム中にある文字列を変換することができます。([変換法則]の部分は数字でもOK)
具体例:#define N 20
また、マクロを定義することをマクロ定義と言います。
実際にサンプルコードを見てみましょう。
マクロを使ったサンプルコード
三角関数のプログラムを使って解説していきます。
三角関数の詳細は下の記事をどうぞ。
#include <stdio.h>
#include <math.h>
#define RAD theta/180*3.1415
int main()
{
float theta=123.45678;
printf("sin%f°=%f\n", theta, sin(RAD));
printf("cos%f°=%f\n", theta, cos(RAD));
printf("tan%f°=%f\n", theta, tan(RAD));
}
マクロ定義を使って、角度の単位をrad(ラジアン)に変換しています。
複数の値を代入できないという点では変数と同じですが、ある法則に従って変換するという機能は変数にはありません。
まとめ
マクロを使うことで、簡単にプログラムを書くことができますし、プログラムを少しだけ変更するときに、間違って一部だけ変更し忘れるということがなくなります。
そのため、バグ対策にもつながって一石二鳥です。
使えると思ったときは、なるべく使うように心がけましょう。
今回は以上です!
次は、グローバル変数を勉強してみましょう。
関数と一緒に使うと便利な変数です。
ではでは~👋
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