!=、&&、||などの記号を勉強したい。
関係演算子と論理演算子の違いを知りたい!
この記事を読めば、これらの悩みを解決できます。
「while」「for」「if」を使用する際、必ず「条件式」が必要です。関係演算子と論理演算子は、条件式に使用されている記号です。どれも重要なので、完璧に覚えるまで自分でもプログラムを作ってみましょう。日本語に直して覚えるのがコツです。
先に「while」「for」「if」を勉強したい人は、下の記事を参考にしてください。
大小、イコール関係を表す!関係演算子とは?
関係演算子というのは大小関係やイコール関係を表すものです。関係演算子は2回連続で使用することができません。(この話は、次の記事で詳しく話します。)
全部で6種類紹介していきます。
大小関係
大小関係を表す記号は4種類です。
① 〇<▲ 〇が▲より小さい
② 〇>▲ 〇が▲より大きい
③ 〇<=▲ 〇が▲以下
④ 〇>=▲ 〇が▲以上
①、②と違って、③と④は「〇が▲と同じ」という意味を含みます。また、③、④では「≧」や「≦」などの記号は使わないので注意しましょう。
イコール関係
イコール関係を表す内容は全部で2種類です。
① 〇==▲ 〇が▲と同じ
② 〇!=▲ 〇と▲が同じでない
①は、数学だと「=」を使って表す内容ですが、「==」という記号でイコールを表します。プログラミングで「=」という記号は、「代入」を意味するからです。ここは間違えやすいので、少し注意が必要です。
②では、「≠」は使わないので注意しましょう。
「二つ以上の条件を使いたい!」そんなときは論理演算子
条件を二つ以上使って一つの条件として表したいときは論理演算子というものを使います。
① || または
② && かつ
①の具体例は「( 〇<×) || (×≦▲)」で「『〇が×より小さい』または『×が▲以下』」という意味になります。カッコは見やすくするためなのでつけなくても大丈夫です。
②の具体例は「( 〇<×) &&(×≦▲)」で「『〇が×より小さい』かつ『×が▲以下』」という意味になります。
論理演算子は、「(〇&&▲)<×」(〇かつ▲が×より小さい)のように数字や変数をまとめることもできます。この場合はカッコを必ずつける必要があります。
論理演算子を使えば、指定できる条件の数がかなり増えます。条件を何個でも指定できるからです。また、高度なプログラミングをする上では必須になります。使いこなせるまで練習しましょう。
まとめ(関係演算子、論理演算子は条件式でよく使います)
今回はいつもと違ってプログラミングコードを載せませんでした。ただ、それだけ重要な記号であるということです。
なので、次は、綺麗なプログラムの書き方を勉強しましょう。
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