Linuxを使っていると、サーバーやシステムのディスク容量を定期的にチェックすることが欠かせません。知らないうちにログや一時ファイルが増え、空き容量がなくなると、動作が不安定になったり、サービスが停止するリスクがあります。この記事では、Linux 容量確認の基本(df・duコマンドの使い方)を初心者向けにわかりやすく解説します。
Linuxで容量確認をする目的とは?
ディスク容量・空き容量を把握する重要性
Linuxサーバーでは、ログ、バックアップ、キャッシュなどが日々増えていきます。Linux 容量確認を怠ると、以下のようなトラブルにつながることがあります。
- サービスやアプリがエラーを起こす
- ファイルの書き込みができなくなる
- システムの動作が極端に遅くなる
容量確認に使える代表的なコマンド
Linuxでは、主に以下の2つのコマンドで容量を確認します。
- df コマンド:ディスク全体の使用状況・空き容量を確認
- du コマンド:特定のディレクトリやファイルの容量を確認
dfコマンドとは?ディスク全体の空き容量を確認する基本
Linuxのdfコマンドとduコマンドの違いを理解すると、容量確認がより効率的になります。
dfコマンドの基本構文と使い方
df(disk free)は、ディスク全体の使用状況を確認するためのコマンドです。
df
実行すると以下のような出力が表示されます。
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda1 50G 30G 18G 63% /
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| Filesystem | デバイス名・パーティション |
| Size | 全体のディスク容量 |
| Used | 使用済み容量 |
| Available | 利用可能な空き容量 |
| Use% | 使用率(%表示) |
| Mounted on | マウントポイント・ディレクトリ |
df -hで人が読みやすい単位にする
-h(human-readable)オプションを使うと、容量がKB・MB・GB単位で見やすく表示されます。
df -h
dfコマンドの実用例
- 特定ディレクトリの容量を確認:
df -h /home - 使用率の高い順に並べる:
df -h | sort -k5 -r - grepで特定マウントを抽出:
df -h | grep "/var"
duコマンドでフォルダ・ファイル単位の容量を確認する
ディスク全体の確認にはdfを、特定フォルダの容量分析にはduを使います。
duコマンドの基本構文
du [オプション] [ディレクトリ名]
例:
- 見やすい単位で表示:
du -h /var/log - 合計サイズのみ:
du -sh /var/log - ディレクトリごとの一覧:
du -sh *
このようにLinux 容量確認では、不要データを探すときにduが非常に役立ちます。さらに詳しい解説は、Linuxストレージ容量を確認する方法まとめも参考になります。
dfとduの違いを理解しよう
| 比較項目 | df コマンド | du コマンド |
|---|---|---|
| 確認対象 | ファイルシステム全体 | ディレクトリやファイル単位 |
| 用途 | 空き容量・全体使用率を確認 | 詳細容量の分析 |
| 表示内容 | Used・Avail・Use% | ファイル単位の実容量 |
容量確認トラブルの対処法
dfの表示と実際の容量が一致しない場合
削除済みファイルがプロセスに保持されていると、dfとduの結果が異なることがあります。
lsof | grep deleted
不要なプロセスを再起動することで解消できます。
不要ファイル・ログの削除
sudo du -sh /var/* | sort -h
大きなディレクトリを特定して、古いログやキャッシュを削除します。
まとめ|dfとduを使いこなしてLinuxの容量管理を効率化しよう
- df コマンドでディスク全体の空き容量を確認
- du コマンドで特定フォルダやファイルの詳細容量を確認
- 両方を組み合わせれば、Linuxストレージ管理を最適化できる
定期的にLinux 容量確認を行い、空き容量を監視することで、システムの安定稼働を維持しましょう。


